エツの稚魚、放流間近!下筑後川漁業協同組合のエツの養殖場を見学してきました!
ただいまエツ漁解禁中!
5月1日から7月20日までエツ漁解禁中です。
今が旬!今しか食べられない!「幻の魚エツ」。
さかなやうおまさ店頭では丁寧に骨切りしエツの南蛮漬け、エツの刺身にして販売しています。
筑後川近辺でしか食べられないということで、最近はエツを目当てに県外からもご来店いただいたりお問い合わせもかなり増えております。
うおまさエツ料理人気記事は↓
下筑後川漁業協同組合
魚政がある津福のお隣の安武町に下筑後川漁業協同組合はあります。
年々減少するエツ、うなぎなどの水産資源、筑後川の宝である「エツ」を守ろうと平成10年から
下筑後川漁業協同組合では獲るだけではなく、稚魚を育てて、放流するという「育てる漁業」に取り組んでいます。
下筑後川漁業協同組合の取り組みとして、
近隣の小学校へエツの放流体験やエツの学習などで
持続的なエツ漁の継続のアピールや社会的な意味を積極的に伝えています。
エツ
エツは有明海、筑後川、六角川をすみかとしています。
5月から8月にかけて産卵期に川で産卵します。
エツはカタクチイワシ科の仲間のため、非常に弱い魚です。
そのため、日本で有明海のみしかいない特産種です。
水産庁は「危急種」、環境庁は「絶滅危惧種」に指定しています。
エツの稚魚養殖場
今回は筑後川の財宝であるエツの稚魚養殖場を見学してきました。
現在、稚魚養殖場ではエツ放流間近でした。
ちょうどエツに食べ物を投与しているところを見学できました。
エツの食べ物は水中ではプランクトン、エビ類、アミ類等を食べています。
稚魚養殖場では、ワムシ・アルテミアが投与されています。
エツ漁は一時は100tを超える漁獲も、20t近くまで減少しています。
エツの減少に大きな危機感を抱いた漁師たちは、なんとか資源を増やそうと平成4年から受精卵放流を開始したそうです。
平成10年には、漁師の自宅で孵化させた仔魚を漁協の施設に持ち込み、
ワムシ、アルテミアなど生物飼料の培養方法の指導を受けながら、漁師自らによる飼育が開始されました。
平成13年にはさらに施設を拡大させ、現在では3~4cmサイズの稚魚を十万尾近く放流できるまでになったそうです。
エツは筑後川の財産です。
私たち消費者ができることは、川をきれいに保つことです。
また、うおまさとしても美味しいエツ料理を販売するだけではなく、
この貴重な水産資源を子どもを含む皆様に知っていただく事や
持続的な取組みに久留米の企業として積極的に関わっていかねばと強く感じました。
今年のエツのシーズンもあと1ヶ月を切りました。
あらためて久留米でこの貴重なエツを皆様にご提供できる意味を考えながら
美味しく食べていただく努力を続けていきたい思います。
漁の関係でエツ漁解禁中でも
「さかなやうおまさ」店頭に刺身や南蛮漬けなどのエツ料理が並んでない場合がございます。
エツ料理をご希望の際はご来店前にお電話などでご確認ください。
うおまさエツ料理人気記事は↓
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