福岡県久留米市で地域に愛される老舗魚店「魚政」と、江戸時代から300年もの伝統を守り続ける大川市の名門酢蔵「庄分酢」が、岩田屋の開店祭を記念し特別なコラボレーションを実現しました。
酢蔵見学で触れた一子相伝の秘伝製法と静置発酵
庄分酢の酢蔵に足を踏み入れた瞬間、長年蓄積された豊かな酢の香りが漂い、歴史の重みを肌で感じることができました。
ここでは、一子相伝の秘伝製法が厳格に守られており、「銘酢製造秘伝左ノ如シ 秘伝代々相続人ヨリ外一切如何ナル場合ト雖モ見スル事無用ノ者也 右子々孫々相守可キ者ナリ」と家伝書に記されているそうです。
庄分酢では、有機玄米を蒸し、麹米を混ぜて陶器の甕に仕込みます。土中に半分埋まった甕の中でゆっくりと静置発酵が行われ、職人が定期的に甕のふたを開け、菌膜の状態を丁寧に確認する様子を間近で見ることができました。
その後、若い酢は貯蔵タンクへ移され、さらに長期熟成されます。この工程が、庄分酢ならではの深い味わいを生み出しているのです。
新鮮な魚介とまろやかな酢の絶妙な融合
酢蔵見学を経て理解が深まった庄分酢の酢づくり。その高品質な酢とコラボレーションをするのが、魚の鮮度に定評のある魚政です。
今回の開店祭限定メニューでは、庄分酢の純米酢を使った特製酢飯と、魚政が自慢とする新鮮な刺身や寿司が絶妙に組み合わされています。
試食の際、庄分酢のまろやかな酸味が新鮮な魚介の旨みを一層引き出しており、両者の個性が融合した至高の味わいでした。
伝統と革新が生み出す福岡の新たな食文化
今回の「魚政×庄分酢」コラボレーションは、実際に酢蔵を訪問しその深いこだわりを理解することで、単なる企画以上の特別な意味を持つことになりました。
地域の伝統を守り、新たな美味しさを創造するこの取り組みは、次世代にも継承したい福岡の食文化そのものです。岩田屋開店祭限定のこの機会に、ぜひその特別な一品をお楽しみください。
「さかなやうおまさ」情報随時更新中！
店舗から調理、事務系などパート、社員など労働形態含め幅広く募集しております。
LINE、インスタDM、お電話など、お気軽にご連絡ください。
0942-65-7228 担当：堀江まで
SNSでも最新情報↓
魚政WEBショップ、楽天市場店、youtubeチャンネルなど関連ページまとめております。
