うおまさが大事にしていきたい伝統的な食文化やものづくり。ヤマチクさんの「あらだき箸」で皆様の生活にほんの少しの心地よさを。

 

きっかけはもっと「おいしさの価値」を

 

魚政では連日、名物の「鯛のあらだき」を求め幅広い世代のお客様がご来店します。

熊本県産の真鯛を使ったあらだきはお年寄りから子どもまで人気です。

 

魚政では長い間、社内に、あらだきを食べる「箸」について、ただの割り箸ではなく、

お年寄りも子どもも持ち易く、もっと食べやすい、使いやすい箸でお客様に食べて欲しいとの声が。

 

そこでたどり着いたのが全てを包括する「ヤマチク」さんの竹箸です。

 


 

九州純国産の「竹の、箸だけ。」 どうやって作られているかご存知ですか?

 

株式会社ヤマチクは熊本県玉名郡南関町にあり、「竹の、箸だけ。」を60年間作り続けてきました。

日本で純国産の竹箸製造をしている唯一無二の企業です。

 

 

私たちが生活する上で欠かすことのできないお箸。日々当たり前のように手に取るお箸ですが、

でもそれがどうやって作られているのかを工場に見学に行くまで想像も、考えたこともありませんでした。

きっと皆様の多くもそうなのではないかと思います。
 
 

 

ヤマチクさんは竹取から仕入れ、加工、塗装、検品、出荷までを自社で一貫で行ない、

工場で働く社員の多くは地元の女性たち。10代〜20代の若手や子育て世代も活躍中です。

 

南関町の工場では日々、手作業で一つ一つ竹箸を素材から製品に仕上げていくと言う、

今日では当たり前のようで当たり前でない光景を見ることができます。

 

実際にはあのシンプルな形を作るために30工程以上の人の手が加わっています。

削る前と削った後の比較の写真です。

この形に至るまでにもいくつもの繊細な人の手による作業が。

そしてここから、さらに最終的な完成までに多くの人の手による作業工程が加わります。

 

また天然素材であるゆえ、目視での検品作業など品質管理にも余念がありません。

 

 

竹の端材や不合格になった箸も燃料として無駄なく再利用するなど、

ここでも本当のサステナブルを「箸」で体現してる、数少ない企業です。

 

私たちうおまさも「さかなや」として永続的なサービスの提供を目標としています。

脱プラへの取組など小さな企業の取り組みですが、次世代への企業の責任と考え日々実行しています。

 

工場での「ものづくり」の現場を目の当たりにして、

持続可能なものづくりに対するその真摯な企業姿勢はうおまさも見習って行かねばと思いました。

 

 


南関町のリアルなサステナブルの現場から

 
生長が早く(筍から3ヶ月で十数メートルに生長、お箸の材料として使えるまでに3年程度。)、
サステナブルな素材と言われる竹ですが、
その生長スピードが速いため、かえって放置され、森林を荒らしてしまうこともあります。
 
かつては筍を掘り、箸を含めた竹製品を作ることで無理することなく「竹と人」が共生していたのですが、
 
安い輸入木材の台頭、加工の難しさから「竹を使ったものづくり」が減り、「竹と人」との共生の関係が崩れました。
 
 
「竹を使ったものづくり」が減るという事は、ひいては「竹を切る人(切り子さん)」の営みも守れなくなるという事に繋がり、
 
もちろん次の担い手も育たないため、切り子さん自体が消えてしまいます。
 
 
そして本来はサステナブルなはずの竹が「竹害」と呼ばれ放置竹林として環境問題になってしまいます。
 
 
この問題に対してヤマチクさんでは自らの仕事である「竹のお箸を作ることで」、

竹を切る職人「切り子」さんの担い手不足の解消のための、自ら買取価格の値上げを目標にし、

切り子さんの営みを守り、「竹と人」との本来の共生の関係を取り戻すこと、

この現代においてはとても難しい課題の本質と正面から向き合い、

熊本県南関町でリアルに「ものづくり」でサステナブルな取り組みをしています。

 
 
 
私たちも実際の現場を見て、その本気度を計り知ることができました。
 
 
 

「鯛のあらだき」を箸で

 

鯛のあらだきを食べる際に、「食べる」以外に実際にはたくさんの作業を箸で行います。

 

「穿る」「削ぐ」「めくる」「刺す」「つまむ」「あげる」「返す」など、

これ以外にもたくさんの箸で作業を行います。

一つの器具でこれだけをこなせるのは「箸」だからこそ成せる技です。

 

ストレス無く私たちの自慢の「鯛のあらだき」を心地良く食べてもらいたい。

だからこそ私たちは繊細で丈夫でしなやかな軽い「竹箸」を選びました。

もちろんあらだき以外にも何でも使いやすい万能のお箸です。

 


 

「あらだき箸」と命名!「使うとわかる」使用感

 

うおまさスタッフの意見を聞きながら、ヤマチクさんの数ある製品の中から

これぞ「鯛のあらだき」にぴったりの箸を「あらだき箸」として名付けさせていただきました。

持った瞬間にわかる軽さ、箸先のしなやかさと丁度良い細さ。

早速うおまさの「鯛のあらだき」で試したくなるはずです。

 

飽きのこない、どこか可愛げのあるデザインと耐久性。

うおまさが目指す毎日のほんの少しの心地よさにぴったりのお箸です。

 


実際にヤマチクのスタッフさんに「鯛のあらだき」を「あらだき箸」で食べてもらいました。

 

箸のことは箸のプロに聞くのが一番良いということで、

ヤマチクさんにお邪魔して、鯛のあらだきをあらだき箸で食べていただきました。

 

 

 

鯛のあらだきには白ごはんが必須!ということで皆様にご自慢の「マイお茶碗」をご持参いただき、

食卓を囲むように、和やかな雰囲気でお話をお伺いしました。

 

 

 

 

真魚箸(まなばし)という貴人や神仏に料理を捧げる際に、魚に手が一切触れないようにする際に使う箸のことなどの箸の歴史に関することや、これまでに販売している箸の誕生秘話など

社長様やヤマチクスタッフの皆様に箸に関するお話を伺いながら楽しく食事しました。

 

 

 

 

実際にあらだき箸で「鯛のあらだき」を食べてみた感想をお伺いしたところ、

魚をあらだき箸で食べることで、改めて箸の使いやすさを実感できたとおっしゃっていただきました。

その理由として、魚を食べるときにはいろんな所作を必要とします。

また、どこから食べるのか、どこが食べられるのか、人前で食べるときにはきれいに食べなければならないと感じてしまうなど食べるのがすこし難しく感じてしまう食材です。

そんな難易度が高めの魚をあらだき箸を使って食べることによって、よりこの箸の使いやすさがわかるとのことでした。

 

 

 

 

あらだき箸は箸先が四角に作られており、掴みやすくすべりにくいです。そして細めに作られているので奥までしっかり身をむしることができます。

また、普通のお箸では身がほろりと崩れやすいですが、あらだき箸を使うことでふっくらとした身を崩さずにつまむことができ、

余すことなく綺麗に食べ切ることができます。

 

 

 

 

実際に食べてみたことで、あらゆる箸の機能を使用する「鯛のあらだき」にはこの四角く細い、しなやかな箸先がぴったりだと実感いただけたそうです。

 

 

 

他にも、箸がとても使いやすいので

身がするっととれると食べるのが楽しいという声もありました。

 

 

 
 
ヤマチク様からはこのあらだき箸を通して、
『日本古来の食文化である「残さず、綺麗にいただく」を実現できるお箸を使うことで、
魚料理を好きになる方が増えてくれたら嬉しく思います。』
とコメントをいただきました。
 
 

 

あらだき箸のおすすめポイントを伺ったところ、

・はし先が四角く、摘んだときにすべりにくいところ

・食洗機対応で、丈夫に作られており長持ち

・力を使わずにするっと身がとれる

・先が細いから奥までしっかり身がとれる

・つまむ、さく、ほぐすなどとにかく万能なカトラリー

とのことでした。

 

 

 

 

最後はみなさんさすがの箸さばきで鯛のあらだきをきれいにたいらげていただきました。

 

 

綺麗に残さず食べられる「あらだき箸」を使うことで魚を食べることへのハードルを下げたい、もっと「魚を好きになってほしい」

 

今回、実際にうおまさスタッフもあらだき箸で鯛のあらだきをみなさんと一緒にいただいてみました。

 

日常生活に箸は必ず存在しているもの、なのに日常に溶け込みすぎて今まで「箸」に意識を向けたことがありませんでした。

しかし今回初めてあらだき箸を使用したときに、箸一つでこんなにも違うものなのかと感動しました。

 

 

 

まず先が細めなので箸が入れやすいこと。

どこから食べるか悩んでしまう鯛のあらだきですがすっと箸が入るのでカマでも頭でもお好きなところから食べることができます。

 

↓食べ始めるところにも個人差が。みなさんはどこから食べますか?

 

箸が細くて長いので、身のつまった奥の方にも箸がとどきます。

そして滑りにくく掴みやすいで、鯛のあらだきをいつも以上に綺麗に食べることができました。

 

 

今回は鯛のあらだき以外にもお刺身やひじきなどの小鉢もあらだき箸を使用して食べてみたのですが、

細かくなったひじきも簡単に掴めるため、お皿に食材を残すことなく綺麗に食べ切ることができました。

うおまさのお刺身は脂がのっているのですが、滑ることなくしっかりと掴むことができました。

 

「箸」に意識を向けることで、食事をより美味しく楽しめるということを気付かされました。

使えば「違い」がわかります。

 

少し食べるのに面倒な「鯛のあらだき」ですが、

この「あらだき箸」を使ってまた食べてみたいと

思わせてくれるくらいの使いごごちと機能性を兼ね備えています。


贈り物などにも最適です。

 

「あらだき箸」はシンプルで主張しすぎないデザインから、使い手の好みを選びませんので、

気軽に贈り物としてもご利用することができます。

 

魚政の「鯛のあらだき」とセットで贈ったりと、うおまさが好きな方や魚料理が好きなあの人への

贈り物にぴったりです。

 

毎日のほんの少しの心地よさの手助けに、もちろんご自宅用にもおすすめです。

 

「あらだき箸」はさかなやうおまさにて販売いたします。

自慢の「鯛のあらだき」とセットで贈り物にすると喜ばれること間違いなしです。

 

あらだき箸があればだれでもきれいにお魚を食べることができます。

お子さまの前で華麗な箸さばきできれいに魚を食べてみたら、パパ・ママの威厳も保てるかも??

 

お子さまが使いやすい、軽くて、無駄な力がいらない「子どもがんこ箸」も一緒に販売いたします。

ご家族であらだき箸、子どもがんこ箸を使って

「誰が一番きれいに鯛のあらだきを食べられるか」を競い合ってもおもしろいかもしれませんね。

 


海鮮料理店「魚政」でも「あらだき箸」を使っています。

 

魚政で食事の際に使用する箸も現在のプラスチックの箸から竹箸に移行します。

環境にも優しく、食べやすいお箸で魚政のしっかり美味しい魚料理を

より一層お楽しみいただければと思います。

また、お子様用の箸もヤマチクさんのかわいい「子どもがんこ箸」を使用します。

ご家族でしっかり美味しい魚料理をより一層お楽しみいただけると思います。

 


 

最後に、ヤマチク「拝啓」のご案内

 

2023年の11月に南関町のヤマチク第二工場併設の「特別な一膳を探せる」ファクトリーショップ&カフェ『拝啓』がオープンしています。

ギフトやお箸の使い心地がわかる仕掛けなどとても素敵なショップです。

 

箸以外にも箸で食べられるスイーツや各地のものづくりのブランドの商品も並んでいます。

 
 
 
 
 
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イベントも行われるようですので、ご興味ある方はぜひ遊びに行ってみてはいかがですか。

より「お箸愛」が強くなること間違いなしです。

 


 

うおまさはこれからも「ものづくり」の心を大事に、永続的にサービスの提供を目指す企業として、

持続可能な社会のために出来ることをひとつずつ積み重ねていきます。

 

お客様にはご不便な点などあるかもしれませんが、どうぞ今後も応援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

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皆様のご来店を心よりお待ちしております。


 

 

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