【天草直送】生青さとは?旬・栄養・あおさとの違いを魚政が解説

2026.2.19
さかなやうおまさ魚政
天草の豊かな海から届いた、鮮やかな「生の青さ」
魚政の定食でお出しする味噌汁には、ある“こだわり”があります。
それは、「提供直前に合わせ、香りを封じ込める」こと。
たった一杯の汁物が、ご馳走に変わる瞬間の秘密を魚屋がお伝えします。

青さとは?あおさ・青のりとの違い

「青さ(あおさ)」は、主にヒトエグサという種類の海藻を指します。
お椀に落とした瞬間、立ち昇る湯気とともに上品な磯の香りが広がるのが最大の特徴です。

よく混同される「青のり」は、より香りが強く、お好み焼きなどのトッピング(粉末)として親しまれる別種の海藻。対して「青さ」は、料理に寄り添いながら“一杯の格”を引き上げる名脇役なのです。

天草の海が育んだ、最高級の「生」

天草産の生青さ
産地直送、天草の生青さ。手に取るとその瑞々しさに驚きます。

今回入荷したのは、熊本・天草の美しい海で育まれた生青さです。
生は非常に繊細。火を通しすぎれば香りは消え、鮮やかな緑もくすんでしまいます。だからこそ、魚政ではその「扱い方」に徹底してこだわります。

「生」と「乾燥」の決定的な違い

乾燥タイプは保存に便利ですが、加工の過程で香りの輪郭が少し丸くなります。
一方の「生青さ」は、熱い汁に触れた瞬間、香りが爆発的に立ち上がります。一口啜れば、口の中が春の海に包まれるような感覚——。この鮮烈な体験こそが「生」を仕入れる理由です。

提供直前に入れる理由(動画)

魚政のこだわり

「煮込まない。最後に入れる。」

生青さの命は、鮮やかな緑と磯の香りにあります。お客様のお手元に届く瞬間に最高潮を迎えるよう、盛り付けの最後にさっと合わせるのが魚政流です。

青さの栄養と旬

青さは美味しいだけでなく、食物繊維やミネラル(ヨウ素やカルシウム)を豊富に含む、身体に優しい海の恵みです。
特にこの時期の青さは香りが高く、味噌汁に加えるだけで食卓に「季節」が生まれます。“派手さはないけれど、確かな贅沢”。そんな日常の幸せを届けてくれます。

プロ直伝。ご自宅での保存方法

冷蔵保存

【目安:2〜3日】
水気を軽く切り、キッチンペーパーで包んでから密閉容器へ。香りが飛ばないうちに使い切りましょう。

冷凍保存

【目安:約2〜3週間】
小分けにしてラップで薄く平らに包み冷凍。使う時は凍ったままお椀に入れて、熱い汁を注ぐだけでOKです。

よくある質問(FAQ)

青さとあおさは同じですか?

一般的には同じものを指すことが多いですが、市場では「生」の状態を強調して「生あおさ」と呼ぶこともあります。魚政では、特に香りと食感にこだわった「生青さ」を厳選しています。

生青さはなぜ“最後に入れる”のがいい?

長く煮ると、せっかくの繊細な香りが飛び、色も茶褐色に変色してしまいます。温かいお汁に入れるだけで十分火は通りますので、仕上げにふわっと乗せるのが正解です。

味噌汁以外のおすすめの食べ方は?

お吸い物はもちろん、卵焼きに混ぜたり、天ぷらにしても絶品です。香りを主役にしたい料理なら、どんな和食とも相性抜群です。

旬の香りを、魚政の店頭で。

天草直送の生青さを、その日一番の状態でお出ししています。
職人が守る“仕上げのひと手間”が生む香りを、ぜひご体感ください。